先の当グループ主催セミナーで受講者間による情報交換を実施した。4~5人1グループで異業種交流の特徴も取り入れた。約1時間「もっと話したいな」各位が惜しんでの終了となった。なぜ盛り上がったのだろうか。そこには話させ上手のメンバーが自ずと座持ちの良さを発揮していた事だ。その極意は2点診ることができた。
その第一は、質問上手であること。
これは、名刺交換した後、すぐ名刺に記された内容を生かして尋ねることをする。例えば「御社は、南流山のどの辺ですか」「珍しいお名前ですね。どちらのご出身ですか」「先日おたくさんの焼き肉を家族で食べに行きましたよ。ご繁昌ですね」「ソフト開発ですと特にどのようなものがありますか」「スイコーさんに入社されて長いのですか」「お宅様には当社もお世話になってます。下里様お元気ですか」・・と実にうまい。問いかけも、相手が話しやすい事にポイントを置き、しかも「はい」「いいえ」で答えられないように留意する。1人に問いかけやり取りしたら、次に他の人へと移していく。まさに座持ちの良さである。それをきっかけに他の人が興味を持った内容に尋ねを重ねる。あっという間に初めてあった人同士の緊張感が解けて、和やかな空気が漂う。
その第2は、相手の話にタイミング良く「あいづち」を打つうまさである。
「そうですか。」「なるほど」「それは良かったですね」「福島でしたか」「そうしましと、角上さんの隣ですね」などと問いかけた事に対して適確に確認、受け止め、心情的一致を返していく。そして、さらに関連させた尋ね事を掛けていく。まさに「あいづち」一つで話し手に弾みがつくし、聴いて貰える嬉しさが親密度の高まりに作用していく。
読者諸氏は、いかがであろうか。よく対人関係づくり、コミュニケーションは苦手だという人がいる。特に「初対面の人とはどうも」との苦手意識を持つ人も多い。それでは人から学ぶチャンスを逸してしまう。人は人中で磨かれる。交流を介して互いに持つその人の財産(知識、情報、知恵、技術、人徳・・)を交換できる楽しみが持てるのである。ましてやビジネスでは、社員全員で創り上げた会社の財産(製・商品、サービス、技術、システム・・)を知っていただく機会を逸してしまう。
そこで、上記2点について活用できる具体的スキルを確認しよう。職場、家庭、各種の集まりなどでもご活用いただけたら幸いである。
まず、引き出すマジックフレーズは「話しは楽しく酒と性(そして)衣食住」と覚える。一語ずつのキーワードは次のとおりである。
ハ=はやり(流行)ニュース的なこと
ナ=仲間(互いの共通)友人、メンバー
シ=仕事に関すること
ワ・ハ=夫、妻、家族の話
タ=旅の話、社内旅行、旅先の出来事
ノ=能力アップに関する話
シ=出身地、出身校、故郷の話
ク=工夫、アイデア、苦心談
サ=酒に関する話、サスペンス的な話
ケ=健康法、体力づくり
ト=道楽、趣味、習い事、楽しみ
セ=愛、恋、男女関係、セックス
イ=生き様、人生に関すること
衣=フアッション、着るもの、装飾
食=食べ物、うまい、安い、珍味
住=住宅、住所、マイホーム
であり、尋ねるキーワードに活用するとよい。たとえば「最近どんな曲を歌ってますか」「メンバーにはどんな方が多いですか」と尋ねていけばよい。
次に「あいづち」の打ち方に着目すると、話し手の話す楽しみと、単調な話の展開にならないような打ち方の種類を次の紹介してみよう。
同情=そうですか、大変ですね。気持ちはわかります・・。
同感=そのとおりですよ。おっしゃるとおり、いかにも、全く同感です・・
悲しみ=悲しかったでしょう、辛かったでしょう・・
驚き=ほう、そうですか、驚きました、まさかそんな、そんなバカな、すごいですね・
ためらい=何ともいえませんねえ、良く存じませんねえ、
喜び=それは良かったですね、おめでとうございます。やりましたね、拍手ですね・・
転換する=ところで、話は変わりますが、先ほどのことですが・・ 等が挙げられる。
このあいづちを、その時その場に応じ、話の用所要所で取り混ぜて、心を込めて掛けていけばよい。もちろん相手に目を掛け、うなずきながらの行為を伴う事はいうまでもない。ただし、一つ留意して欲しいことは人、企業への誹謗、中傷話が出たときは、ためらい、転換する打ち方を生かし、全く別の話題に持っていくべきである。それでないと自分も同意者と誤解されることになりかねない。
あいづちの打ち方上手は、初対面の人とでも会話がはずみ楽しいとき時を演出し、良き出会いを創造する。
以上、先の研修で目にとまった話させ上手の場面に着目し、その極意を提言してみた。
いずれにしても、対人関係力、コミュニケーション力は人との関わりで活躍していく上では高めなければならない能力条件であろう。あの人がいると場が盛り上がる、あの人とは気楽に話ができると言われる人は多分「話させ上手」のあなたの事であろう。
(H23.7.12 澤田 良雄)
その第一は、質問上手であること。
これは、名刺交換した後、すぐ名刺に記された内容を生かして尋ねることをする。例えば「御社は、南流山のどの辺ですか」「珍しいお名前ですね。どちらのご出身ですか」「先日おたくさんの焼き肉を家族で食べに行きましたよ。ご繁昌ですね」「ソフト開発ですと特にどのようなものがありますか」「スイコーさんに入社されて長いのですか」「お宅様には当社もお世話になってます。下里様お元気ですか」・・と実にうまい。問いかけも、相手が話しやすい事にポイントを置き、しかも「はい」「いいえ」で答えられないように留意する。1人に問いかけやり取りしたら、次に他の人へと移していく。まさに座持ちの良さである。それをきっかけに他の人が興味を持った内容に尋ねを重ねる。あっという間に初めてあった人同士の緊張感が解けて、和やかな空気が漂う。
その第2は、相手の話にタイミング良く「あいづち」を打つうまさである。
「そうですか。」「なるほど」「それは良かったですね」「福島でしたか」「そうしましと、角上さんの隣ですね」などと問いかけた事に対して適確に確認、受け止め、心情的一致を返していく。そして、さらに関連させた尋ね事を掛けていく。まさに「あいづち」一つで話し手に弾みがつくし、聴いて貰える嬉しさが親密度の高まりに作用していく。
読者諸氏は、いかがであろうか。よく対人関係づくり、コミュニケーションは苦手だという人がいる。特に「初対面の人とはどうも」との苦手意識を持つ人も多い。それでは人から学ぶチャンスを逸してしまう。人は人中で磨かれる。交流を介して互いに持つその人の財産(知識、情報、知恵、技術、人徳・・)を交換できる楽しみが持てるのである。ましてやビジネスでは、社員全員で創り上げた会社の財産(製・商品、サービス、技術、システム・・)を知っていただく機会を逸してしまう。
そこで、上記2点について活用できる具体的スキルを確認しよう。職場、家庭、各種の集まりなどでもご活用いただけたら幸いである。
まず、引き出すマジックフレーズは「話しは楽しく酒と性(そして)衣食住」と覚える。一語ずつのキーワードは次のとおりである。
ハ=はやり(流行)ニュース的なこと
ナ=仲間(互いの共通)友人、メンバー
シ=仕事に関すること
ワ・ハ=夫、妻、家族の話
タ=旅の話、社内旅行、旅先の出来事
ノ=能力アップに関する話
シ=出身地、出身校、故郷の話
ク=工夫、アイデア、苦心談
サ=酒に関する話、サスペンス的な話
ケ=健康法、体力づくり
ト=道楽、趣味、習い事、楽しみ
セ=愛、恋、男女関係、セックス
イ=生き様、人生に関すること
衣=フアッション、着るもの、装飾
食=食べ物、うまい、安い、珍味
住=住宅、住所、マイホーム
であり、尋ねるキーワードに活用するとよい。たとえば「最近どんな曲を歌ってますか」「メンバーにはどんな方が多いですか」と尋ねていけばよい。
次に「あいづち」の打ち方に着目すると、話し手の話す楽しみと、単調な話の展開にならないような打ち方の種類を次の紹介してみよう。
同情=そうですか、大変ですね。気持ちはわかります・・。
同感=そのとおりですよ。おっしゃるとおり、いかにも、全く同感です・・
悲しみ=悲しかったでしょう、辛かったでしょう・・
驚き=ほう、そうですか、驚きました、まさかそんな、そんなバカな、すごいですね・
ためらい=何ともいえませんねえ、良く存じませんねえ、
喜び=それは良かったですね、おめでとうございます。やりましたね、拍手ですね・・
転換する=ところで、話は変わりますが、先ほどのことですが・・ 等が挙げられる。
このあいづちを、その時その場に応じ、話の用所要所で取り混ぜて、心を込めて掛けていけばよい。もちろん相手に目を掛け、うなずきながらの行為を伴う事はいうまでもない。ただし、一つ留意して欲しいことは人、企業への誹謗、中傷話が出たときは、ためらい、転換する打ち方を生かし、全く別の話題に持っていくべきである。それでないと自分も同意者と誤解されることになりかねない。
あいづちの打ち方上手は、初対面の人とでも会話がはずみ楽しいとき時を演出し、良き出会いを創造する。
以上、先の研修で目にとまった話させ上手の場面に着目し、その極意を提言してみた。
いずれにしても、対人関係力、コミュニケーション力は人との関わりで活躍していく上では高めなければならない能力条件であろう。あの人がいると場が盛り上がる、あの人とは気楽に話ができると言われる人は多分「話させ上手」のあなたの事であろう。
(H23.7.12 澤田 良雄)

